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北海道文教大学明清高等学校 締めくくりによせて~校長からのごあいさつ~

ここ藤野の地において、61年間の歴史を締めくくる本日、本来であれば、式典や感謝の会を開催すべきところですが、コロナ禍においては、粛々と最後の時を迎えなければならないことを残念に思います。

しかし、盛大なセレモニーをしなくとも、これまでの歴史は消えることはなく、しっかりと恵庭で始まる 新生「北海道文教大学附属高等学校」の未来への夢や期待が生まれるものと考えています。

そこで昨日、学校法人鶴岡学園の 鈴木武夫 理事長から「北海道文教大学明清高等学校」の歴史と、締めくくりから新たに始まる学園全体についての思いをお聞きしましたので、私の方でまとめ、お伝えします。

「学校法人鶴岡学園は、鶴岡新太郎、トシご夫妻が北海道民の食生活改善 及び栄養指導を行う技能者の養成という目的をもって 1942年(昭和17年)に全国6番目の栄養学校として『北海道女子栄養学校』を申請し、6月8日に一期生7名を入学されたことにさかのぼります。今、6月8日が創立記念日になっているのはその理由です。

その後、1958年(昭和33年)から『藤の沢女子高等学校』の校舎建設が始まり、次の年、1959年(昭和34年)4月に開校しました。開校当時の定員は250名でした。同じ年には、学校法人鶴岡学園が設立認可され、初代理事長は鶴岡新太郎先生でした。
さらに、1963年(昭和41年)には、北海道栄養学校本科が『北海道栄養短期大学』として開校し、今でも『栄短』の愛称を覚えていらっしゃる方も多く、道内外の栄養に関わる人材の輩出に努めてきました。
そして、3年後の1966年(昭和41年)には『藤の沢女子高等学校』の名称を『北海道栄養短期大学附属高等学校』と変え、食物科を増設しました。
その後、男女共学の高校になるのに伴い、『北海道栄養短期大学附属高等学校』は『札幌明清高等学校』となり、1993年(平成5年)には、高校の新校舎が完成します。
現在この校舎の向いにあるオレンジの線が入っいる建物です。

現在の校名『北海道文教大学明清高等学校』になったのは、2000年(平成12年)です。そして、『北海道栄養短期大学』が恵庭市へ移転した後、今の校舎へ高校が引っ越しました。教室が広いのは短大基準で作られた校舎だからです。それから20年、この校舎は多くの在校生を見守ってくれました。
そして、いよいよこの4月からは『北海道文教大学附属高等学校』として恵庭キャンパスに移転することとなったのです。

本学園はこのように『鶴岡イズム』というべき実学重視の校風を培い、食や健康を原点としているため、人生100年時代と言われる現代においてもなおその重要性は増しており、本学園ならではの優位性を発揮していける時が到来しているとも考えています。

高等学校移転とともに、附属幼稚園も『幼保連携認定こども園』が恵庭市に設置されることとなり、鶴岡学園が恵庭市内に集約されることになります。まさに、学校法人鶴岡学園ブランドが、一段と高まっていくことでしょう。それぞれの教育内容が一層深まり、地域に広がり、信頼される存在となることを期待しています。 」
以上です。

さて、皆さんがこの校舎と最後のお別れをする時が近づいてきました。この後も本校の新たな歴史は続きますが、この藤野キャンパスに通った1年間、2年間は、皆さんでしか経験できない時間であり、この校舎の最後を見取る唯一の証人となります。

帰りに玄関を出たら、一度後ろを振り返ってみてください。校舎の見納めです。
感謝の言葉「有難うございました!」を心の中で唱えてくれたら、校舎も温かく皆さんの姿を見送ってくれることでしょう。

そして、通学路の坂道をくだる時は、一歩一歩踏みしめ、この坂道での友達との会話や出来事を思い出して欲しいのです。通学路の脇の草や樹木はまだ新しい葉にはなっていませんが、確実に芽を出そうと膨らませています。
今日のこのあとの行動も、ここ、藤野校舎での思い出の1ページにしてください。

このあと、北海道文教大学明清高等学校 校歌を流します。優しいメロディや歌詞をじっくりと耳の記憶に刻み込んでくれたら嬉しいです。
宜しくお願いします。

(校歌)※放送で流す

最後の最後となりますが、皆さんには、この校舎への感謝を込めて、そして、転出される先生方やお別れする職員の皆様へのエールを込めて、三三七拍子と一丁締めをお願いしたいと思います。

ただ、三三七拍子は、普通のではありません。

最初は左右の人差し指だけで、次は人差し指と中指の二本の指で、次はその二本に加えて薬指の三本で、続いて、小指を加えて4本で、最後は親指も手のひらも全部で…というように調子を合わせてください。

最後、私が「お手を拝借・・ようお」 と言ったら、思いっきり一回 手を打ってください。これが一丁締めです。

皆さんの心を合わせた手拍子がこの校舎に響きますように、ご協力お願いします。

それでは参ります。・・・・・

有難うございました。

北海道文教大学明清高等学校 これまで本当に有難うございました。  

そして さようなら!                   終わります。